
発達障害の改善を目標とされている方に結構ありがちな事があります。
それはかなり起こりがちです。
それもそのはず、自分自身が健常、正常だからしょうがない事ではあるんです。
つまり・・・
発達障害の改善目標を健常児と同じになる事だと思っている事です。
いや、違うんです。
というのも、一応発達障害の改善と予防という本にも書いてありましたが、
それぞれのお子さんの改善目標は「健常児と同じになる事」ではありません。それぞれのお子さんの個性に合わせて、その能力を活かす方向で脳の機能を学校や社会に適応できるまで高めていく、という事です。
発達障害の改善と予防 家庭ですべきこと、してはいけないこと p36 著者:澤口俊之 出版社:小学館 引用文献
ここをはき違えてしまうと、なかなか難しい部分があります。
健常児と脳の発達が違うのに、無理してそのようにしなければいけないような教育をしてしまうと、やはりかなり発達障害児に負担がかかります。
それにより、悪化してしまう可能性もありますし、改善を実感できないので、親としてもショックを受けてしまう可能性があります。
だからこそ、発達障害の改善目標はしっかりと個性を活かしていくという事を踏まえてやっていきましょう!