
コーチングがどのように発達障害の改善に役立つのか?
という疑問を持たれている方はいると思います。
私もコーチングを学ぶまでは、「コーチングってスポーツ選手がやるもんでしょ」なんて思いがありましたが、実際学んでみると普段の生活の中から活用できることを知りました!
まぁ、コーチングを学ぶまでははっきり言って、コーチングと発達障害改善の関係性は良くわからないと思うので、その説明は省きます。
ただ、私が発達障害の改善のために、息子に行ったことについて説明していきます。

あなたは子どもの事をどれくらい知っていますか?
お母さんであれば「知ってます!」という方も多いかもしれませんね。また最近は育メンという男性の方も増えてきているので、子どもの事を「良く知っています!」という方も増えてきていると思います。
ただ、コーチング的観念としては、親の考えを全く考慮せず、ありのままの子どもを知って欲しいんです。
例えば、初級編では
- 子どもがどんな事をしたいのか、したくないのか?
- どんなものを好きなのか、嫌いなのか?
- テレビ番組は何が好きなのか ?
- どんな食べ物が好きなのか、嫌いなのか?
- 将来の夢は何なのか?
- どんなお友達と遊んでいるのか?
これは初級編と言っていますが、本当に初級レベルですので、これを知らない場合には、もっと良く子どもと話し合った方が良いです。
次に中級編です。
- 子どもは父親と母親のどんなところが好きなのか?
- 将来やりたい・なりたいと思っている事はなんでなのか?
- どうしてその友達を選んでいるのか?
- 好きなものはなぜ好きなのか?
- 嫌いなものはなぜ嫌いなのか?
- 好きなテレビ番組は何が好きで見ているのか?
などです。
どうですか?少し分からない事が出てきていませんか?
可能であれば、このくらいは親であれば知っておいて貰いたい事です。
どんなに言葉が不自由でも話す機会を多く持つことによってなんとなく親であれば把握することもできるのではないでしょうか?
一応、基本的にはこの辺りで良いのですが、上級編もあります。
- こどもが見ている世界はどんな世界なのか?
- どんな学び方を得意としているのか?
- どんな夢を普段から見ているのか?
などです。
意外と、こっちの方が中級よりも知っている人もいると思いますが、まぁ、一般的には子どもに聞いても良くわからない様な事柄の事を知っていれば上級レベルと言っても良いと思います。
ここまでで分かると思いますが、実は子供の事を知っているつもりで話していても、『実は知らない』、『間違って把握している』事があります。
そんな場合には、意外と思い込みで話をしてしまいます。
「あの子はポケモンが好きだから、誕生日プレゼントはポケモンの何かで良いだろう。」
と思っていたら、実はウルトラマンが一番好きだったなんてこともあります。
そう!知っているようで知らない。
また、知っていてもちょっとずつ生活をする上で変わっていくのが子供です。
だからこそ、あなたは今の時点の子どもを知るだけでなく、子どもの情報を更新し続けて行かなければ、あなたと子どもとの距離が離れて行ってしまいます。
だからこそ、まずは子供の事を全力で知ることから始めてみて欲しいです。
私はそれをまずはじめにしたからこそ、妻よりも息子よりも、『息子』の事を知っています。
あなたも、そんな風になりたいと思いませんか?
そう思ったのであれば、今日、または明日からまず子どもと話をしてみてくださいね!